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新潟県茂倉新道のブナ林
「ロンドンデリーの歌」にオリジナルの歌詞を付けてみました。
このロンドンデリーの歌はアイルランド民謡です。よく耳にするこのメロディー。聴くたびに郷愁を感じるのは私だけでしょうか。
ロンドンデリーの歌 アイルランド民謡 (歌 土居裕子)
https://www.youtube.com/watch?v=VMWbXEtjz0Q
さえずる雲雀(ひばり)の声に
ふたたび春は巡る
月日を重ねてあつく
胸にあふれる涙よ
いとしく育みわが子
ひととき帰りこよ
せめては幻となりて
なつかしの母の夢に
りんごの花びらは春の
盛りを白く開く
その花摘みしわが子の
幼き面影いずこよ
黄泉路(よみじ)をつかさどる神よ
ひととき返したまえ
いくとせ嘆き深まる
悲しき母の胸に
この歌には、様々な歌詞が付けられており、上はそのひとつです。
子を亡くした母親の思いが伝わって来ます。
ゆっくりと流れるメロディーから、歌詞を付けやすいなと感じたので、
今回はこの曲のメロディーそのままに、オリジナルの歌詞を付けてみました。
最近は若い頃登った山をトレースすることが多くなりました。歳をとると若い頃の自分の影を求めるようになるのかもしれません。
遠き日の思い出深く
ひとつひとつ紐解く
若き日の我を訪ねて
再び登り行かん
高き峰のかなたよ
岩陰の花たちよ
変わらぬ姿で有りて
現れよ我前に
緑を分けて登らん
あの頂目指し
若き日の我の姿よ
ここに追い求めて
気高きブナの森よ
吹き渡る命の風よ
我もまた生きてあるは
自然の掟ならん
(雅熊)
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