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昨年の5月に写した写真をスケッチしてみました。現地で描いたわけではありません。
この日は天気がよく、明るい日差しの中で新緑がさわやかでした。鹿岳は群馬県の南西部「西上州」の下仁田町から見える鹿の角に似た雄峰です。一ノ岳と二ノ岳の二峰がニョッキリと天を刺しています。昔、溶岩の通り道にできた岩頚とみられます。垂直の岩壁には草さえ付きません。

スケッチ 鉛筆 DERWENT・GRAPHIC(ENGLAND) 8B
群馬県西上州の鹿岳一ノ岳基部にある梯子
私が登ったルートは隣の四ッ又山からで、その場合まず一ノ岳と二ノ岳の鞍部に出ます。その鞍部は狭く、人ひとりが立つと他の者は通れません。そんな狭い鞍部の一ノ岳の基部に木梯子がかけてあります。
一ノ岳へはこの梯子を登り、その上の潅木を分けて少し登ると山頂です。山頂には言うまでもなくすばらしい眺望が待っています。このスケッチでそんな雰囲気が伝わるでしょうか。

2019年5月13日撮影
群馬県西上州の鹿岳一ノ岳基部にある梯子
この鞍部には四ッ又山からの道(左下)と、下の大久保からの道(右下)、一ノ岳(梯子の上)と二ノ岳(後ろ)への道がクロスしています。
今回は鉛筆で描いてみました。使用した鉛筆はDERWENT・GRAPHIC(ENGLAND) 8Bです。
(熊五郎)
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