
投稿日 2018年05月04日

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シラケ山山頂からの360度の展望
2018年4月29日撮影
中央の緑の木は唐松
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シラケ山は別名カヤドヤと呼ばれるようですが、いずれもその意味はわかりません。
この山の位置は、西上州の南牧村と上野村の村界の稜線上にあり、塩之沢峠と黒川峠の間にあるピークです。
この山域には天狗岩と烏帽子岳が一般登頂対象ですが、天狗岩から烏帽子岳までの村界稜線も歩かれています。(ただし一般向きではない)
シラケ山は天狗岩から烏帽子岳に向かって最初のピークですが、このルートの最高点でもあります。天狗岩や烏帽子岳は西上州側に寄っているため、その展望は西上州の山々のみです。それに対してシラケ山は稜線上にあり、最高所なので西上州側と上野村側など360度の展望が得られます。
その範囲はかなり広く、西上州の山々はそのほとんどが見えていると言っても過言ではなく、上野村側のいわゆる山中の山々も多く見えています。
遠くは八ヶ岳、武甲山などが見えていますが、空気がもっと澄んでいれば上越の山々、吾妻や、その奥に北アルプスが白ければ見えたかも知れません。
この日はよい天気で、日差しが暑いくらいでしたが、少し白く霞んでいました。木々はやっと芽吹いたものから葉を広げたものまで様々ですが、新緑の中で野鳥が盛んにさえずっていました。天狗岩への登路に唐松が現れ、そのやわらかな緑はこの時季に見逃せないものです。
(熊五郎)
コメント(2)
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ウワ~拡大するとすごいパノラマ。でもシラケなんて変な名前ですね。 2018/5/4(金) 午後 6:05
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> agewisdomさん 毛無は木が生えないほどの岩ですが、シラケが白毛とすると白い木が生えているとなりますが、実際のところは謎です。(熊五郎) 2018/5/4(金) 午後 7:14