
投稿日 2017年09月20日

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観音山は中腹にある秩父札所三十一番 観音院から登ります。こじんまりした山で、標高698mの山頂には1時間ほどで立つことができます。
観音院の本堂は覆いかぶさるような岩壁の基部に建っていますが、この山は秩父地域の古い地層が見られる場所としてジオパークの一部となっています。境内の端には新生代第三期 約2千万年前の花崗岩質砂岩層の露頭があります。
山全体も岩で構成されているように思いますが、登山道を歩く限りは露岩を越えるようなところはありません。ただ、山頂直下には観音院の石造りの仁王様を切り出した砂岩の岩場があります。また牛首峠の切通し状の大岩や、沢筋の露岩には丸い礫を含んだ岩が露出しています。
狭い山頂ですが、三角点から少し先の両神山方向に露岩があるので、その上に立てば遠望が効きます。ただしこの時季360度の展望はありません。西側(両神方面)だけです。眼下には馬上(もうえ)の集落や合角ダムのダム湖 西秩父桃湖の一部が見えています。
この日は登山開始が遅かったので山頂ではすでに日は西に傾き、逆光ぎみになっています。
両神山、白石山(毘沙門山)、二子山、父不見山(ててみえずやま)、御荷鉾山(みかぼやま)などが見えています。
(熊五郎)
コメント(3)
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さっぱりわかりませんが、いつも思い出すのは、埼玉で一年勤めたとき、小鹿野さんと言う優秀な生徒がいたことです。 2017/9/20(水) 午前 10:06
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> agewisdomさん 現地で聞き耳をたてていると小鹿野を「こじかの」と呼んでいる人がいました。「おがの」より、かわいいですよね。(熊五郎) 2017/9/20(水) 午後 3:55
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今年5月に行ったときは鯉のぼりが青空に泳いでいました。独特な岩と切り立った山頂が印象的でした。グッド [ 山の旅人 ] 2017/9/21(木) 午前 5:58