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投稿日 2014年04月01日
今年の春山は2月の大雪で出端をくじかれた感じです。
今年はどこの山に行くにも、倒木や土砂崩れなどで登山道が荒れている可能性があるため、
十分下調べしてから出かけなければなりません。

写真:今回とった筑波山裏側の周回コース
そんな中、登山者の多い筑波山は安心して登れるだろうということで、いつもの三人で出かけました。
筑波山と言えば関東の名峰。
西の富士か東の筑波と言われるほど、関東平野に住む者にとっては馴染みの山です。
深田久弥の日本百名山の中で最も低い山ですが、平らな田園地帯ににょっきりそびえる双耳の山容はなかなか立派です。
この日は絶好の登山日和とはなりましたが、あいにく春霞がかかり遠望が利かない日でした。
遠望どころか、車が筑西市に入っても、筑波山が見えず、近望?も利かないような状態。
まさかお隣の国で騒がれているPM2.5に類するスモッグでないことを祈りながら筑波山の山裾に近づきます。

写真:女体山からみた御幸ヶ原と男体山
今回我々は、熊谷のYさんの要望で表ルートはとらず、ユースホステル跡が登山口の裏コースをとりました。
このコースが最短コースのようです。
忘れるほど前に登った筑波山。そのときどのコースを登ったか、もはや記憶からは消えていますが、間違いなく今回のルートではないようです。上村直美氏の遭難のニュースがラジオから流れていたのだけは覚えています。
北アルプスの蝶ヶ岳で出会った男性が、筑波山は花が多いと言っていたのも思い出しましたが、今回はちょっと時期的に早く、花盛りではありませんが、なんとかカタクリとキクザキイチゲ、キブシなどがちらほら見られました。

写真:カタクリ
