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晩秋 唐松の神子内林道を行く

投稿日 2013年12月02日

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私の好きな木は、何といっても唐松

 

唐松は針葉樹だが冬にはすっかり裸になる落葉針葉樹

 

夏でも、その細かな葉は、林床によく陽をとどける

 

枝が非常に折れやすいせいか

 

あまり込み入った林は見たことが無い

 

だから唐松の樹林は夏でも明るい

 

冬には、落ちたその細かな葉は、林道を茶色く染める

 

すっくと立った姿と、細やかな枝ぶり

 

樹形は仏像の光背に似て、どれも整って空に向かっている

 

冷たい風がゆっくり通り過ぎる晩秋の林道

 

先日歩いた足尾の神子内(みこない)林道は、そんな唐松のある林道だ




 

(熊五郎)

 

コメント(2)

  • 落葉松の林を過ぎて落葉松をしみじみと見き詩情漂う道ですね。(agewisdom) 2013/12/2(月) 午後 2:45

  • はい、空気が澄んで気持ちの良い一日でした。(熊五郎) 2013/12/2(月) 午後 4:08

     

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