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投稿日 2010年06月29日
山の神 往時の夢の 峠みち
(やまのかみ おうじのゆめの とうげみち)

西上州 黒滝山にて
群馬県の一角、西上州には、
山々の中に、町や村、そして小さな村落が点在しています。
山は、里に隣接し、いつも人の生活の匂いがしています。
それは遠く高い山ではなく、
人が柴を刈りに行く山であり、
斜面を耕す山でもあります。
そんな生活を結ぶ、峠道。
そのほとんどは、今はもう、廃道ですが、
必ずと言ってよいほど、そこには山の神が祭られています。
そこには静かな時が流れ、今では往時をしのぶのみです。
その時の流れの中で、登山者が手を合わせて行きます。
(熊五郎)
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コメント(4)
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山の神は女性なのですね。だから女人禁制となっている祀りごとが多いと聞きました。嫉妬深いのでしょうか。「うちの山の神が…」なんてここから来たのかしら。私も山の神ですが。この祠はとても慎み深い神様がおいでのように見えます。
2010/6/29(火) 午後 7:23
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agewisdomさん、そうらしいですね。美人ほど嫉妬が深くなるといいます。私は女性と登山したことがありますが、真っ黒に日焼けした女性であれば問題ないようですね(笑)。山の神は農耕の神でもあるらしく、麓の人たちが大事にするのも分かります。うちにもかみさんが居り、頭が上がりません。(熊五郎)
2010/6/29(火) 午後 11:58
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